1913年（大正2年）8月21日、3人の女性が東北帝国大学に入学許可され、「日本初の女子大生」が誕生しました。今回はその3人の女子大生の一人である黒田チカ（1884-1968）が遺した資料4000点から厳選した約30点を展示いたします。チカは、日本初の女性理学士であり、卒業後は女性科学者の先駆けとして、研究の道を歩み、日本で2番目の女性理学博士となりました。これらの資料を通して、なぜ「わが国初の女子大生」誕生が東北帝国大学だったのか、彼女達がどのような環境の中で、大学を目指し、その後どのような足跡を辿ることになったのか、関連資料を基に、東北大学が創立以来掲げる「門戸開放」の理念と共にその挑戦を紹介します。

開催概要

開催期間：2023年10月7日（土）～12月22日（金）
※土日祝は11月5日（日）まで開館、16:30まで。

開館時間：10:00 - 17:00

開催方式：現地開催（入場無料、申込不要）

会　　場：東北大学史料館2階展示室（片平キャンパス内）

• 詳細（東北大学史料館ウェブサイト）

主催

東北大学史料館

問い合わせ先

東北大学史料館
加藤 諭
電話：022-217-5040
Email：desk-tua*grp.tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）