【発表のポイント】

• 東北大学独自の取組みとして創設した「持続可能な社会の創造を目指す研究スタート支援事業」において、学内プロジェクト10課題を決定した。
• いずれの研究課題も、若手研究者を中心とした学際的な研究グループによる、挑戦的?独創的な研究課題であり、本学独自財源による研究費の支援により、持続可能な社会の創造や社会的課題の解決に向けた研究を推進し、人類社会の発展に貢献したい。

【概要】

東北大学は、令和2年12月に「持続可能な社会の創造を目指す研究スタート支援事業」を創設しました。

イノベーションによる社会課題の解決が求められる昨今においては、第6期科学技術?イノベーション基本計画にも掲げられているとおり、人文学?社会科学と自然科学の連携が極めて重要です。

一方、本学は創立以来掲げる「実学尊重」の理念の下、常に社会貢献を意識した研究に取り組み、東日本大震災を契機に、「社会とともにある大学」としての意識を一層高めており、多くの萌芽的研究があります。

これらの背景を受け創設した本事業は、本学の若手研究者による異分野連携研究のスタート支援によって、持続可能な社会の創造に貢献することを狙いとしています。

この度決定した10課題は何れも学際的な研究グループによる人間性と科学技術の調和に係わる挑戦的研究や、デジタル技術等を活用した人文社会科学的研究といった、挑戦的で独創的な研究課題です。

本プロジェクトは本学の自主財源で支援しており、将来的には競争的資金等を活用した大型プロジェクトに発展することが期待されます。

引き続き本学は、持続可能な社会に向けた新たな価値の創造や社会的課題の解決に向けた研究を推進し、平和で公正な人類社会の発展に貢献してまいります。

詳細（プレスリリース本文）

問い合わせ先

東北大学研究推進部研究推進課
担当　研究推進係　松本
電話　022-217-5014
E-mail　kenkyo-kikaku*grp.tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）