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強誘電体メモリー、超高密度化に道

国立大学法人東北大学大学院工学研究科 松本祐司教授、オーストラリア?ニューサウスウェールズ大学 Nagarajan Valanoor 教授、米国?オークリッジ国立研究所 Sergei V. Kalinin 共同研究テーマリーダーらの共同研究グループは、強誘電体材料の分極ドメインをナノ構造化することにより、走査型圧電応答顕微鏡(PFM)を用いて、分極自由回転状態の書き込みと読み込みに成功しました。

本研究成果は、現在使われている強誘電体メモリーの記録密度を大幅に向上させる可能性を有し、ナノレベルで分極構造を制御することで、強誘電体の新たな物性?機能を引き出せることを示すなど、材料科学分野に大きなインパクトをもたらすことが期待されます。

本研究成果は英国科学雑誌Nature Communicationsのオンライン版(ロンドン時間2014年9月18日発行)に掲載されました。

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問い合わせ先

東北大学大学院工学研究科情報広報室
TEL:022-795-5898
FAX:022-795-5898
E-mail:eng-pr*eng.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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