情報技術を選挙に積極的に使おうというのが世界的な傾向です。支持を集めるために候補者がブログを開設し、インターネットで献金を受け付けたりすることが広く知られており、ネット選挙への力の入れ具合が選挙の当落を左右するという国もあらわれています。家からインターネット経由で投票できる環境を整えた国もあります。しかしながら、インターネットを選挙の現場で利活用しようという日本での動きは、他の国々と比較すると、ややゆっくりの印象があります。世界でも有数な情報技術大国であるのになぜなのでしょう。

ネット選挙解禁をめぐる政治過程や選挙にもたらす影響などについて振り返りながら、先端技術を社会へおとしこむ課題もあわせて考えてみたいと思います。

日時：2013年8月30日（金）18:00～19:45

会場：せんだいメディアテーク　1Fオープンスクエア

講師：河村　和徳（東北大学大学院情報科学研究科　准教授）

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